- きこう
- I
きこう【亀甲】⇒ きっこう(亀甲)IIきこう【危行】〔「論語(憲問)」より。 「危」は高い意〕気高い行い。IIIきこう【奇功】思いもよらない手柄。 すぐれた功績。IVきこう【奇効】珍しい効能。 不思議な効果。Vきこう【奇巧】珍しい技巧。 たくみな細工。VIきこう【奇行】普通とは変わった奇抜な行動。VIIきこう【季候】季節や天候。 時節。 時候。VIIIきこう【寄口】律令制下, 自由民の没落した者などで, 個人または家族ぐるみ寄住者として他戸の戸籍に編入された者。 よせく。 よりく。IXきこう【寄港・寄航】目的地へ向かう船舶や航空機が途中で他の港や空港に立ち寄ること。Xきこう【寄稿】依頼されて, 雑誌や新聞などに原稿を書き送ること。 また, その原稿。XI
「雑誌に~する」
きこう【帰向】人の心がその方に向かうこと。 おもむくこと。XII「民心の~する所を察して/花間鶯(鉄腸)」
きこう【帰校】外出していた先から学校に戻って来ること。XIIIきこう【帰港】船が出発した港に帰ること。XIVきこう【帰耕】職をやめて郷里に帰り, 農業に従事すること。XVきこう【帰航】船が帰りの航路につくこと。XVIきこう【帰降】敵に降参すること。 帰順。 降服。XVIIきこう【機巧】(1)巧みな細工。 上手な手法。「~に長ずる/西国立志編(正直)」
(2)いろいろ工夫や才知をめぐらすこと。 巧智。 しかけ。XVIII「~は大真に非ず/太平記 38」
きこう【機構】(1)機械の内部の構造。 しくみ。 メカニズム。(2)会社・団体などの組織を組み立てているしくみ。XIX「流通~」「行政~」
きこう【機甲】兵器を機械化し, 車両を装甲すること。XXきこう【気候】一年を周期として毎年繰り返される大気の総合状態, つまり長い期間の大気現象を総合したもの。XXIきこう【気功】中国古来の健康法の一。 深呼吸と体操とによって体内の気と血のめぐりをよくし, 病気の予防と治療とをはかる。 チーコン。XXIIきこう【気孔】植物の表皮にあって, 周囲の孔辺細胞の膨圧の変化によって開閉する小さなすき間。 一般に葉の裏面に多く, ガス交換および水蒸気の通路となる。XXIIIきこう【気閘】⇒ エア-ロック(1)XXIVきこう【稀覯・希覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。XXV「~の古書」
きこう【紀綱】〔「紀」は小綱, 「綱」は大綱〕国家を治めていくための政治上の制度・規律。 おきて。 綱紀。XXVIきこう【紀行】旅行中の行動・見聞・感想などを行程を追って書き記した文。 紀行文。 旅行記。XXVIIきこう【聞こふ】〔「きこゆ」の転。 中世後期以降の語〕「きこえる」に同じ。XXVIII「その身~・ふる大力大剛のつはものなり/御伽草子・秋道」
きこう【葵向】(1)ヒマワリの花が日に向かうこと。(2)徳の高い人などを仰ぎ慕うこと。XXIXきこう【貴公】二人称。 男性が同輩程度の男性に対して用いる語。 きみ。〔古くは, 多く武士などが目上の者に対して用いた。 今日では芝居・時代小説の武士の言葉などに使われる〕XXXきこう【貴校】相手の学校を敬って呼ぶ語。XXXIきこう【起工】新たに工事を始めること。 着工。⇔ 完工⇔ 竣工「~式」XXXIIきこう【起稿】原稿を書き始めること。⇔ 脱稿XXXIIIきこう【騎行】馬に乗って行くこと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.